年中無休・24時間営業 お気軽ご相談ください。

0120-540-585対応地域 / 筑豊全域・その他地域はご相談ください
ご相談・ご依頼等のお問い合わせ

新着情報

「事実婚」と「法律婚」の違い 【PART1】2020.08.26ブログ

こんにちは、シークレットジャパン筑豊です。

皆様は「事実婚」という言葉を耳にしたことがあるでしょうか?
事実婚とは字の通り婚姻届を出していないが、事実婚上での夫婦を意味します。
「内縁関係」という言葉もありますが、基本的には事実婚と同じ意味を指します。

互いに結婚の意思がありながら入籍しておらず、その上で法律婚上の夫婦のように長期間の共同生活をしている関係です。
事実婚を選ぶ意味には法律婚と違うメリットもあればデメリットもあります。

本日は、事実婚が選ばれる理由と、事実婚の持つ意味をご紹介致します。

 

 

1.事実婚と法律婚の違い

カップルが事実婚を選ぶ理由には様々なものがあります。
まずは事実婚の意味を法律婚の違いからみていきます。

 

①婚姻届を提出しているか

事実婚の意味を考えるときに一番初めに浮かぶのが、婚姻届を提出しているかという違いではないでしょうか。
婚姻届は紙一枚の事とは言え、法律的な関係性を変える重要な書類だといえます。

 

②同姓・同籍になるか

事実婚と法律婚の違いとして、同姓・同籍になるかどうかという問題があります。
法律婚をすると相手と同じ苗字・同じ戸籍になりますが(民法750条)、仕事の関係で苗字を変えたくない場合などに事実婚という選択をする意味が出てきます。

 

③公的な手続きで「配偶者」となるか

事実婚と法律婚の違いとして、公的な手続きで「配偶者」となるかがあります。
税金制度での配偶者控除や年金制度でのサラリーマンの妻としての年金受給権の問題など、法律婚をすると公的な制度において「配偶者」として扱われるようになります。
「配偶者」のメリットから事実婚ではなく法律婚を選ぶカップルもいます。
ただし、民法その他の一定の法律では配偶者として扱われることもあるので確認が必要です。

 

④子どもが嫡出子となるか

事実婚と法律婚の違いとして、子どもが嫡出子となるかという違いがあります。
嫡出子とは、法律上の婚姻関係にある男女の間に生まれた子どものことをいいます。
法律婚の場合、子どもは嫡出子として夫婦の戸籍に入ります(民法772条1項)。
事実婚の場合、子どもは父親から認知されることで非嫡出子となり(民法779条)母親の戸籍に入ることになります。
父親が死亡した場合の相続分について、嫡出子と非嫡出子の相続分は等しいとされているため(民法900条4号)、現代では事実婚でも意味は変わらないと考えることもできます。

 

⑤法定相続権があるか

事実婚と法律婚の違いとして、法定相続権があるかの違いがあります。
法律婚の場合、配偶者は常に相続人となり(民法890条前段)、配偶者には二分の一以上の法定相続分が認められています(民法900条)。
しかし、事実婚の場合には妻・夫に法定相続分はありません。

 

 

2.事実婚のメリット

事実婚には法律婚と異なる意味がありました。
では事実婚のメリットやデメリットを具体的に見ていきたいと思います。
まずは事実婚のメリットからです。

 

①夫婦別姓でいられる

事実婚を選択すると夫婦別姓でいられます。
そのため、仕事などで名前を変更したくない場合に事実婚にする意味があります。
事実婚を選ぶ理由として、仕事への影響をなくしたいという場合は少なくありません。

 

 

②自立した関係でいられる

事実婚を選ぶ意味として、自立した関係でいられるというメリットがあります。
苗字を変えると仕事上挨拶回りなどの面倒が生じます。
事実婚を選ぶことで仕事に支障を出さず、自立した関係でいられるということが事実婚を選ぶ理由となっています。

 

 

③結婚前後の手続きが不要

事実婚を選ぶ意味として、結婚前後の手続きが不要というメリットがあります。
法律婚と違い住民票などの変更が要らないだけでなく、苗字が変わらないためスマホの契約や銀行の通帳、クレジットカードなどの名義変更をせずに済みます。
面倒な手続をせずにすむというのも事実婚が選ばれる理由です。

 

 

④一定の民法上の保護も受けられる

事実婚を選ぶ意味として、一定の民法上の保護も受けられるというメリットがあります。
たとえば事実婚を解消する場合には、民法768条の財産分与の規定が類推適用されるため、財産の清算や慰謝料請求をすることができます。
他には、お互いの同居・協力・扶助義務(民法752条)や婚姻費用の分担義務(民法760条)、貞操義務などが法律婚と同様に認められています。

 

 

⑤離婚のハードルが低い

事実婚を選ぶ理由として、離婚のハードルが低いというものがあります。
まず、事実婚から離婚する場合は離婚届は要りません。
また、別れても戸籍にバツがつかないなど離婚歴が残らないのは事実婚のもつ大きな意味だといえるでしょう。

 

(PART2に続く)

 



  • LINE@